2010年11月03日
記憶を散策する
高校のころ、プチ家出をして宮沢賢治や柳田國男の小説の舞台を歩き回ったことがあった。
先日信濃町の畦道を散策していてその記憶と重なる部分があって懐かしくなった。
ちょうど時季も同じころだった。
当時は自分のことでいっぱいだった。周りの世界とのつながりや背負うものは無かった。
今は周りの世界とのつながりも増え、背負う家族も増えた。
その分悩みも増えたんじゃないかな。でも楽しみも増えた。
スタンドアローンからネットワークへ、自分では気づかないけれど進化したんだろうな。
この歳になると家出じゃなくて失踪だけど。